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執筆者の写真yukorowe

記憶力を向上させるための4つの習慣




【記憶力を向上させるための4つの習慣】

5月に受けた【神経系とリストラティブヨガ】の研修では、レクチャーの半分が現役のお医者様兼ヨガインストラクターの先生方(北米人)によるものでした。ある日のQ&Aセッションで、生徒からこんな質問がありました。


「海馬のメモリーを増やすことはできるのか?」


海馬は短期記憶が一時的にストックされる場所です。先生はメインレクチャーの中で、海馬をメモリースティックに例え、「日常的な出来事は一時的にメモリースティックに保存され、就寝中に大脳皮質に長期保存としてダウンロードされる」と説明していました。海馬はメモリースティックの様に容量が決められているため、その容量を増やし、記憶力を高めるための方法はないかという質問でした。

先生は、記憶力を向上するのに役立つ方法を4つ紹介してくれました。 1. 海馬のメモリーを増やすために最も効果が期待できるのは「運動」です。

以前は、脳のニューロンの数は生まれたときに決まっており、その後は加齢とともに減っていく一方で、増えることはないと考えられていました。しかし、現在では、ニューロンの数は何歳になっても後天的に増えることが科学的な常識となっているそうです。そしてそれには運動が最も効果的。定期的な運動を習慣化して、幾つになっても若々しい脳を保ちたいですね!

2. 海馬に有害なモノはできるだけ避ける。 アルコールはその一つですが、アルコールの摂取は認知障害のリスク要因となっているそうです。例え適量であっても、お酒を飲むと記憶をつかさどる脳の海馬が萎縮するなど、脳に有害な影響をおよぼすという結果が最近の研究で分かっています。アルコールを週に1~7ドリンク未満しか飲まないグループであっても、海馬の萎縮リスクを抑制する効果はみられなかったそうです。

脳の健康を考えるのであれば、アルコールは限りなく0に近づけた方が良さそうですね。 3. 深い呼吸をすることを習慣化させる


脳細胞にたっぷり酸素を届けることで、細胞を活性化することが可能です。最近は1日中マスクをしている方も多いと思いますが、マスクで鼻と口をおおっていると酸素の摂取量が減ってしまいます。新型コロナによる不安やストレスが体の酸素不足を引きおこしているため、マスクの着用が酸素不足をいっそう悪化させているそうです。日常生活に呼吸法や有酸素運動やヨガを取り入れ、意識的に酸素量を増やしていくことが有効です。 4. ストレスを減らす。


慢性的なストレスは海馬を攻撃して萎縮させるため、海馬の機能を低下させます。うつ病はストレスが慢性化し、海馬が萎縮することが原因ではないかと言われています。

日頃からストレスが蓄積されないようにストレス管理と適度な発散を心がけたいですね。 適度な運動、呼吸法、ヘルシーな食生活、ストレスの軽減.... これらヨギーやヨギー二が日々実践しているものばかりですね。ヨガは脳の健康や記憶力アップにも役立つということ! さあ、皆さんもヨガでもっと健康になりましょう!!

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