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余計な力、入っていませんか? リラックストレーニングで生活の質アップ!

余計な力、入っていませんか?—パラスティック・テンションとは—

「Parasitic Tension(パラスティック・テンション)」という言葉を耳にしたことがありますか?
パラスティック・テンションは直訳では寄生的緊張ですが、日本語では「不要な筋緊張」や「過剰筋緊張」などと言います(他にも言い方があるかもしれません)。

これは、「ある動作を行う際に、本来必要のない筋肉まで無意識に使ってしまう状態」を指します。なぜこの現象が起こるのでしょうか?

実は筋肉をリラックスさせることは、神経系にとって非常に高度なスキルなのです。筋肉をリラックスさせるよりも稼働させる方が楽なので、本来必要でない筋肉までも一緒に稼働してしまうということが起こります。そのため、デスクワーカーが手や指の筋肉しか使わない作業をしていても、仕事が終わる頃には首や肩、顎まで凝ってしまうことがあります。

また、新しい動作を学ぶ時にも起こります。新しい動き行うことは神経システム的にとても複雑なプロセスなので、その複雑さを軽減するために、特定の関節の動きに規制をかけます。この新しい動きに慣れるまでは、意図的に関節を緊張させたり少しロックをかけたりするため、結果として必要でない関節や筋肉が緊張して、力が入ってしまうのです。慣れないことをやると体全体に力が入ってしまったり、いつもより疲れるのはこのせいなのですね!

このような不要な筋緊張は短期的には効率的ですが、長期的に続くとパフォーマンスを妨げ、身体にストレスを与えます。

パフォーマンス向上に欠かせない「リラクゼーショントレーニング」

不要な筋緊張を克服するために、エリートアスリートたちはリラクゼーショントレーニングを重要視しています。筋肉のパフォーマンスを最大限に引き出すには、使う筋肉(主導筋)以外の筋肉(拮抗筋)をいかにリラックスさせるかが鍵となるのです。

有名なランニングコーチもこう語っています:

「素晴らしいスピードのNo.1の秘密はリラクゼーションにある。拮抗筋を完全にシャットダウンすることで、素早く、少ないエネルギーで最大の力を引き出せるのです。リラクゼーショントレーニングは、他のトレーニングと同様習慣化されるべきです。」

呼吸の際にも不要な筋緊張は起こります。本来、横隔膜が呼吸の主な役割を担いますが、腹部の緊張などによって、首や肋骨周りの筋肉が過度に使われ、肩や首の痛み、浅い呼吸、自律神経の乱れを引き起こすことがあります。

リラクゼーショントレーニングを日常に取り入れよう

筋肉をリラックスさせることは、稼働させることよりも難しいため、トレーニングが必要です。リラクゼーショントレーニングは余計な力を使わない習慣を身につけ、生活や運動パフォーマンスを向上させ、慢性的な痛みの改善にも効果的です。

おすすめの方法は、次の2つです:

  1. リストラティブヨガ
    リストラティブヨガは、神経系に直接働きかけ、自律神経を整えます。これにより、ストレスを軽減し、私たちが本来持つヒーリング能力を引き出すことができます。
  2. 筋肉を使うこととリラックスを両立させる訓練
    ヨガのポーズを取る時、必要な筋肉を意識して活性化させ、それ以外の筋肉を意図的にリラックスさせましょう。

今後、簡単に取り組める方法も紹介するので、ぜひ楽しみにしていてください!

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