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脳を変える!

脳は一般的に、30代から自然な老化が始まると言われています。1日に約85,000個ものニューロンが失われ、数値としても認知機能の衰えが見られるようになります。さらに、40歳を過ぎると脳の容積は10年ごとに平均5%ずつ減少し、70代以降には萎縮のスピードが加速していくとも言われています。

しかし、これはあくまで平均的な傾向であり、脳をケアする新しい習慣を身につけることで、加齢による脳の衰えは抑えられます。

たとえば、日常的に体と頭をよく使っている人は、70代になっても20代と同じくらい幸福で、精神的にも健康であることがわかっています。実際に、80代でも脳の血流が改善されることで、脳機能が向上するケースが多く報告されています。


脳の可塑性(Neuroplasticity)とは?

脳の(神経)可塑性とは、経験や学習、環境の変化に応じて、脳が構造や機能を変化させる力のことです。最近では、瞑想や呼吸トレーニングによっても脳の可塑性が促進されることがわかっています。

幾つになっても、脳は変えることができるのです。

それでは、実際にどんなことが脳に変化をもたらすのか、見ていきましょう。


1.血流を高める

まず、脳を活性化させるためには、十分な血流が必要です。脳に血液が行き渡らないと、認知・機能障害が起こりやすくなり、物忘れや集中力の低下、さらには将来的な認知症リスクの増加にもつながります。

  • 運動が大切!
     10分程度の軽い運動でも、認知機能に関わる脳の部位の活動が高まることが研究でわかっています。ペダリング、ウォーキング、ヨガなどが、海馬を活性化させました。特に、集中力が必要な作業の前に運動するのが効果的です。
  • リラックスする!
     副交感神経を優位にすることで血管が拡張し、脳の血流が増加します。逆に、ストレスは神経細胞を減少させ、脳にダメージを与えることもわかっています。だからこそ、ストレスマネジメントはとても大切です。

2.神経可塑性を促す

新しいことに挑戦することは、神経可塑性を促進し、結果として脳を変える力になります。たとえば:

  • 新しい習い事を始める
  • 楽器や語学を学ぶ
  • 普段行かない場所を訪れる

といった「新しい経験」が、脳に刺激を与えてくれます。


3.情熱を持つ

興味深い研究として、修道女を対象とした長期調査があります。信仰心の強さや「神に尽くす」という情熱を持って生きる修道女の中には、脳が大きく萎縮しているにもかかわらず、認知症の症状がまったく見られなかったという人もいたのです。

これは、心のあり方や生きる目的が、脳の機能を支える力になる可能性を示しています。


最後に

脳は年齢に関係なく、変わり続けることができます。
ちょっとした日々の習慣が、あなたの未来の脳をつくっていくのです。

この記事の著者

Yuko

東京都港区生まれ。立教大学卒業後、イギリス大学院への留学や外資系広告代理店での勤務を経て、市場調査会社を起業。その後、2015年に本格的にヨガ講師として新たなキャリアをスタート。

2019年12月、自身のヨガメソッドのみで挑戦した金子賢プロデュースのボディコンテスト「サマースタイルアワード」に初出場。ビューティーフィットネスモデル部門で銅メダルを獲得。

2021年には、米国Yoga Medicineより日本初の「セラピューティック・スペシャリスト」として認定を受ける。伝統中医学や最新の科学研究を取り入れたセラピューティックヨガを提供し、主に30代から50代の女性を対象に、ホルモンや老化による心身の変化やライフステージの移行期における身体と心のバランスを整えるサポートを行っている。

女性たちが健康で活力に満ちた日々を送り、自分らしいライフスタイルを実現できるよう、伝統的な知恵と現代科学を融合させたメソッドで寄り添うヨガ講師として活動中。

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